スカイプでオンライン英会話をする時に必要な回線は?

オンライン英会話の中でもかつてから主流となっているのが無料のインターネット通話サービス、スカイプを利用したものです。
このソフトは誰でも簡単に利用できるということで敷居も低く、またカメラを設置すればパソコンであってもビデオ通話ができることから非常に人気の高い存在になっています。
さて、しかしながらオンライン英会話となるとそれなりの通話品質が無くてはいけませんから、やはり回線についても最低限のレベルが無いといけません。
ではどれくらいのレベルがあれば良いのかというと、これはスカイプ公式ホームページで紹介されているデータが参考になります。
公式ホームページでは必要とする帯域幅として通常の通話で30kbps、ビデオ通話で128kbpsが必要としており、推奨速度はそれぞれ100kbps、300kbpsとなっています。
kbpsというのはキロバイトパーセカンド、1秒あたりに通信できるキロバイト換算のデータ量ですから、最低限通話だけでも1秒あたり30キロバイト、ビデオ通話だと100キロバイトが通信できるような回線が必要となります。
さて、しかしこうしたことを見ても中々理解しづらいでしょうから、具体的にどういった回線があれば良いのかというと、まず現在普及している光やケーブルテレビといった接続であれば基本的に問題は無いでしょう。
現在の光だと5~50Mbpsくらいの速度が出ますし、ケーブルテレビでも1~40Mbpsくらいが平均的に出ます。
平均と言っても環境によってかなり差があるために何とも言えない部分はあるのですが、1Mbps=1024kbpsであることを考えると光・ケーブルテレビ回線と契約しているのであれば何の問題もないと見て良いでしょう。
ただ少々注意が必要なのが、スマートフォンなどで使用されているモバイルWi-Fiです。
スマートフォンにせよタブレットにせよ、自宅にいない時でも気軽に情報を閲覧できるということで最近多くのユーザーが愛用するようになっているのですが、このモバイルWi-Fiでも3Gの場合はケーブルテレビと同じくらいの速度しか出ません。
LTEであれば問題はありませんが、もし普段利用しているモバイルルーターがまだ3Gだという場合には、時間帯によって少々遅延が生じるリスクがあることは否定できないでしょう。
加えてモバイルWi-Fiは月あたりの通信量によって最終的な金額が決定されることが多いです。
スカイプの通信量は音声通話で1分あたり0.75MBと大したことはありませんが、ビデオ通話になると1分間で6.2MB前後使用することがあります。
1枠30分の短時間講座であったとしても6.2MB×30分で186MBも使用することになり、10回の講座を受講すると1.86GBというかなり多い通信量になってきます。
オンライン英会話のためだけに利用するのであればまだ問題は小さいですが、もし普段使いのスマートフォンなどであり、普段から5GBなどの通信量を毎月使用しているということになると、オンライン英会話を利用することで通信量制限に引っ掛かってしまう可能性が出てくるでしょう。
もし通信量の問題で通信速度制限にかかってしまった場合には128kbps程度まで制限がかかることが多く、ビデオ通話となると最低限の動作保証を満たせるレベルの速度になってしまいます。
もし通信環境が悪いところだとまともに通話が出来なくなることもあり得るため、もしモバイルWi-Fiを利用しているのならばしっかりと通信量を把握して管理するか、自宅にインターネットを整備して無線LANで接続するなどの工夫をして対応した方が良いでしょう。